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防具のメンテナンスについて Maintenance of Equipment

道具はすべて手入れをすることで長く使うことができます。 手入れのポイントをまとめました。

メンテナンスの基本

メンテナンスの基本

使用後は固く絞ったタオル等で汗を丁寧にふきとり、風通しのよい場所で陰干しをして十分乾燥させて下さい。
防具袋の中に入れっぱなしが一番良くありません、必ず袋からだして下さい。
剣道防具専用の除菌・消臭スプレーをスプレーすると良いでしょう。特に新品の段階からスプレーすることをお勧めします。
※防具の劣化を早める恐れがあるため、市販の化学物質を含んだ消臭スプレーを剣道具に使用するのは絶対におやめ下さい。
防具修理の鉄則は「穴があいたらすぐに」です。特に甲手が多いでしょう。穴が小さいからと言ってテーピングで補強してそのまま使い続け、もう使えない位壊れてから修理するとかなり高額な修理になってしまいます。そのためにも甲手は2組お持ちいただくことをお勧めします。

内輪、面布団は大量の汗を吸収していますので、十分に汗をふきとって下さい。見落としやすい面金にも汗が飛んでいますのでしっかりとふきとって保管してください。

面

胸の飾り部分にほこり等が付着しやすいので、ブラシで軽くはらって下さい。竹胴は湿気や乾燥により胴幅が広くなったり狭くなったりすることがあります。使用後は竹などを胴の裏側にはさんで置くと変形の防止になります。

胴の裏側

胴

甲手(こて)

剣道防具の中で最も消耗の激しい防具です。使用後は形をととのえてしっかり乾燥させてください。
この際、直射日光にあてると革が硬くなり壊れやすくなりますので、必ず陰干しにて乾燥させて下さい。最もよくないのが汗で湿ったまま使い続けることです。稽古で使ったら最低でも一日休ませて完全に乾いてからご使用ください。

甲手(こて)

垂(たれ)

紐のしわをしっかり伸ばしたたんで下さい。飾り部分にほこり等が付着しやすいので、ブラシで軽くはらって下さい。

垂の仕舞い方

垂(たれ)