剣士の義務を忘れるな! 竹刀お手入れ用具
2015 10 01 | anshin
竹刀のお手入れには何をお使いですか?色々な種類がありますのでいくつか紹介させていただきます。
【竹刀ケズール】
特徴は一つで二つの役割をこなす優れ物。
先端はささくれを取り除く引っかき金具付(栓抜きみたいな形)。取手が、やすりになっています。
【ペーパー式ケズリ】
高い研磨力。片面は粗削り用、もう片面は仕上げ用になっており、なめらかなに仕上がります。「研磨力が落ちてきた」そんな時はペーパーのみ購入する事も可能。エコですね(笑)
【剣磨】
片面は早削り用、もう片面は仕上げ用です。耐久性があるので、長い期間使えるお手入れ用具です。削った時に竹刀からでる削り屑が目詰まりしにくい形状になっています。
【竹刀カッター 匠】
削る部分が3ヶ所あり、それぞれへこみの大きさが違うので、削る個所に合わせてご使用ください。大きなささくれには刃を使えば綺麗に仕上がります。鞘付きなので安全です。
【明鏡】
邪魔にならないコンパクトサイズの竹刀削り。大きさの違うへこみが複数ついているので便利です。竹刀の曲線に一番合う個所を使い削ってください。専用ケース付きです。
なぜ竹刀のメンテナンスが必要なのか?
ささくれのできた竹刀は、そのささくれで相手に怪我をさせてしまったり、ささくれが打突時に剥がれ、目に入るなど危険があります。
安全に剣道を楽しむ為、長持ちさせる為にも日々のメンテナンスはかかせません。ささくれていないか、中〆、ツルは緩んでいないか、稽古前、稽古後はしっかりと竹刀のチェックを心がけましょう。
自分の道具は自分でメンテナンスをする。当たり前のことですね。どんなスポーツにおいても一流の選手は道具を大事にします。少年剣士の方には、自分で道具のメンテナンスをすることを習慣にしていただきたいです。道具を大切にする心を持ちましょう。
自分に合った竹刀のお手入れ用具を見つけてください。竹刀のお手入れは剣士の義務ですよ!